攻殻機動隊用語解説

 

 攻殻機動隊は近未来を舞台にしています。近未来ではあるけれど現在の社会とは様子がだいぶ違い、そのため現在には存在しない技術や考えが登場します。ビデオなど見ていると有る程度予測が付きますが、はっきりした意味やその言葉の元になった原書のことまではわからないと思います。
 そこで、この用語解説を作ってみました。色々資料をあさっていると、おもしろい情報にぶつかります。できるだけ多角的に調べていくつもりです。

 

 

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

 

IRシステム



国内の治安機関が利用可能な監視システム。
日本中に設置されている監視カメラの映像(リアルタイムや録画)を、ネットを介して調べることが出来る。

アサルトライフル(Assault rifle)



突撃銃のこと。
突撃銃(とつげきじゅう)とは、自動小銃の一形態で、主に軍用・軽量のものを指す。現代の軍隊においては、歩兵の標準的な小火器として広く運用されている。アメリカのM16、ロシアの(旧ソ連)AK-47などが有名である。陸上自衛隊においては、89式5.56mm小銃が該当する。

Wikipediaより)

アームスーツ



海自アームスーツ

強化外骨格のこと。人間が中に搭乗するAIロボット。自動運転も可能。
海自には、人型を基本形とした新型の303式がある。陸自にもあり、人型にこだわらないコンセプトで開発されている。
タチコマも思考戦車ではなく、このアームスーツに該当する。 → 
攻殻

タチコマの祖先が生まれた時の基本概念はアームスーツだったが、攻殻機動隊の作品中にタチコマを「思考戦車」と表現している部分があるため、形状から言っても思考戦車に近い存在になっているのではないだろうか。  詳細は → タチコマ


陸自アームスーツ

アンドロイド

AIで行動する人型ロボットの総称。andro(人の)+oid(〜の性質を持つ・〜に似たもの)と言う単語の合成語。
サイボーグとの差は、ゴーストの有無であるが、タチコマのように自我を持つAIやプロトのようなバイオロイドが存在することから、その境界は曖昧になりつつある。

類似
 → 
ガイノイド
 → バイオロイド

イモータル義体

PKF仕様の義体のこと。2nd GIGに登場するクゼが、この義体を使用している。
イモータルとは、スペルがimmortalで、「不死、不死身の」と言う意味である。そのため、素材には自己再生プログラムが組み込まれていて、ある程度はメンテナンスフリーで稼働できる。ナノカーボンと人工皮膚のハイブリッドである。クゼは、自分の義体に関して「すでに耐用年数は過ぎている」と言っているので、完全な自己再生ではなさそうである。

インターセプター

盗視覚素子、または視聴覚デバイスとも言う。セラノ・ゲノミクス社製。人の視神経に取り付け、その人が観たものを盗み見るために使用する。許可を得て取り付ければ、違法ではない。

 interceptor 妨害者[物]; 横取りする人; 傍受者; 【空軍】迎撃機 (「goo辞書」より)

関連語句

 聴覚素子 → 英語 audio implant's (攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL バイリンガル版 P11より)

ウチコマ

2nd GIGの最後にみんなを助けるため、自分のAIが載っている衛星を墜落させ核攻撃を防いだために、消滅してしまったタチコマの代わりに登場した。

「攻殻 S.A.C. SSS」にも登場するが、タチコマのような自我は芽生えなかった。
ちなみにバトーがマ・シャバの病院に連れて行ったウチコマは、2ndで少佐が失踪する時に乗っていたものである。放置されていたのを回収し、バトーが使っていた。
マ・シャバが操縦する深海作業用ロボットに壊された後、バトーが「死んだふりをしていろ」と言ったのは、少佐の形見であるウチコマをこれ以上壊されないようするためのバトーの思いやり?、でもある。

 → タチコマ

AI

artificial intelligence、人工知能のこと。学習・推論・判断と言った人間の知能をコンピュータで模倣したシステムやプログラム。AIを搭載したアンドロイドは、人間らしい思考と反応を示すが、ゴーストを持たないので人権は与えられていない。しかし、学習を積んだタチコマのように、ゴーストらしきものを持つ者も現れ、境界は曖昧になってきている。

HA-3

第4次非核大戦に創られた軍事用AIみたいなもの。敵に対してだけ作用する。

エージェント機能

自立性を持つ行動主体としての並列化が可能となったタチコマに装備された新機能。エージェントは代理人の意味。つまり実態を現場に留めたまま、絶えず情報収集、解析、加工が可能。タチコマいわく「幽体離脱」のようなものだそうだ。具体的にGIG 2でたとえると、ネットの海にダイブして、泳ぎ回れる機能ということになる。

映像カーテン

微電流を通すことで可視光や赤外線の透過を防ぎ、光学サイトやサーマルサイトによる室内の監視や狙撃を不可能にする特殊ガラスのこと。振動によりレーザー盗聴も防げる。だがこの映像カーテンを中和して、室内を見えるようにする技術もある。

盗聴や盗聴素子のこと。

枝を張る

盗聴をするために、細工をすること。

枝がつく
 「枝を張る」の逆の意味で、盗聴されることを指す。

オペレーター


陸自オペレーター

公安9課にも配備されているが、必要最低限のAIが搭載されたバックアップ用の女性型アンドロイド。その容姿は所属する組織の好みにより違いがあり、海自は知的なロングヘア、陸自は「メガネっ娘」である。


9課オペレーター


か行

ガイノイド

少女型のアンドロイドのこと。ガイノイド(gynoid)は「ギリシャのガイネ(gyne)」つまり女性から来ているため、女性型アンドロイドのことをいう。その反対に、アンドロイドの「アンドロ(andro)」は男性を意味しているので、女性型についてはガイノイドとして区別している。
人間のために作られたはずのガイノイドが、暴走し所有者である人間を惨殺、そして自壊するという事件が多発。その中に政治家、公安関係の退職者各1名が含まれており、テロの可能性も考慮されたため9課が捜査に乗り出した。ここから、『イノセンス』の物語はスタートする。

類似
 → 
アンドロイド
 → 
バイオロイド

(INNOCENCE)

疑似記憶

デザイナーが作成した記憶の断片情報を脳の中で再生し、それを実体験として体感する娯楽。
また、医療用としては精神治療の一つとして、ある場面で恐怖を感じる場合、例えば犬を見て昔かまれた経験があるため恐慌をきたすような場合、犬という情報が「噛まれた」という恐怖の記憶と強固に結びついている。そのため、この結びつき=リンクを切り、犬に対する好意的な記憶を新たに関連づけることにより、今度は犬を見ると嬉しいといった感情が引き出され、パニックを起こさなくなる、といった治療にも利用される。

疑似体験

創られた記憶(体験)。
悪用する場合、たとえばターゲットとなる人をゴーストハックして記憶を書き換え(上書き)、犯罪を侵すように人間を操る事が可能となる。しかし操り人形のように直接動かす訳ではなく、自分で判断し行動を起こすように、いうなれば錯覚を起こさせる間接的なものである。

英語 Simulated experience (攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL バイリンガル版 P93より)

義体化

サイボーグ化とも言える。手足としての義肢(義手、義足など)、そしてさらには人工臓器や組織生体工学の技術が、ロボット工学と結びついて発展し、ゴーストの宿る脳や中枢神経を除いた全ての器官を人工物に置き換えること。
ちなみにこの言葉は、コミック「攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL」で初めて使われるようになった。現在、医療用として義手や義足があるが、その延長で全身に及んだものが義体である。

義体信号

義体が持つ特有な波形信号のこと。義体が動作している時に発生する。人間でいう「生体電流」や「神経信号」のようなもの。
と言う事は、サイボークも「電気(電流)」には弱いか。だから「スタンナックル」が有効な武器になる。

機密ボディ

義体が最高・最新の技術で作られている場合、出来上がった義体自体が最高の機密に属するようになる。そのような超高度な義体の事を機密ボディと呼ぶ。
9課に所属するような場合、このような高性能義体が必要になるが、反面、その性能・機能を維持するために高度なメンテナンス技術や高価な部品が必要になり、大多数の個人では維持する事が出来ない。もっとも、このような義体を購入する事も出来ないが。

QRSプラグ


電脳化した人間が、電脳から直接ネットワークに接続するために、首の後ろに配されるインターフェースがQRS(Quantam Resonance Spectromater)プラグである。
「攻殻2nd」までは、首の後ろから直接ケーブルを繋いでいたが、、「攻殻 S.A.C. SSS」ではチョーカー(choker 首輪型の首飾り)状の装置を経由しているため、ケーブルを前方に引き出しやすくなっている。

キルゾーン

普通の意味としては、「武装の有効使用範囲内」のことを言う。しかしイノセンスにおいては、敵の射程範囲内に捕らわれていることをさしていると思われる。

(INNOCENCE)

軍事データベース「パンドラ」

軍が行った作戦の詳細を始め、大戦中からの政府管理機密を含む軍・公安の全ての情報が記録されているデータ・ベース。戦後の軍事外交戦略のいしずえでたり、他国への漏洩が国家機密ともなりうる両刃の剣。

(攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers)

軍事用モジュール

軍事用プログラムなどの構成要素の一つ。負荷のかかる処理をマスフィールド・ユニット上で展開させるための装置。

(攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers)

ゴースト

電脳により脳の記憶を外部化することは、複雑で微妙な社会状況を引き起こした。この電脳化・義体化により、曖昧になってきた「人とは何か?」「心とは何か?」と言う疑問から『ゴースト』と呼ばれる概念が生まれてきた。『ゴースト』とは、人間の個体としてのアイデンティティーを司る部分をさす。
つまり、今の言葉で“魂”“霊魂”を意味し、「個(個人)」を特定する因子のこと。

ゴーストダビング

ゴーストを複製すること。動物実験で劣化した大量複写は出来るが、オリジナルの脳が破壊されることが判明し禁止された技術。第7話『偶像崇拝』では、テロリストのマルセロはダビング目的で日本に潜入。3回も入国していた。精神力が必要。

ゴーストハック

悪意を持つ他者によってゴーストの障壁を突破され、自分という個を乗っ取られること、または逆に他者のゴーストを乗っ取ること。これは他者を完全に支配下におけることが出来るため、重罪となる。

ゴーストライン

サイボーグの電脳内のゴーストが存在する部分を囲っているしきりの部分。あるいはそのゴーストの領域として認知されている境界線。
作品中では、どちらかと言えば後者の方を多く指している。コミック版「攻殻機動隊」のP13にも、『全員脳潜入用意! (中略) チリチリする辺がゴーストライン、それ以上は潜るな (中略 P14へ) そろいもそろって、ゴースト近くまで潜って来やがって、くそッ』と言う記述があるように、物理的な障壁というよりは、電脳空間における「ゴーストとの境界線」(前述通り)なのでしょう。

公安9課

2029年に、内務省直属の国際救助隊の名目で設立された特殊治安部隊。イギリスのSAS(英国特別航空任務部隊 第22スペシャルエアーサービス連隊)を参考に、攻性の部隊として組織された。組織のトップは首相となっており、メンバーは元軍人や軍属、特捜のエリートで構成され、課長(映画版・コミックでは部長)の荒巻大輔以下わずかに8名。これに小型思考戦車(製作当初はアームスーツ)タチコマ9機が加わる。「笑い男事件」の一連の動きの中で一度は壊滅したが、茅葺政権発足後、短期間のうちに復活した。新たな脅威と戦っていくこととなる。高レベルの電脳技術と義体化による超人的な戦闘力を持ち、タチコマや専用のティルトローター、軍隊に匹敵する火器を装備し、常に攻性であることから「攻殻機動隊」とも呼ばれている。

公安6課

外務省条約審議部の通称。海外がらみの事件や工作、諜報を担当する、外務省の情報部隊。9課と違い、宗教などの違う海外を相手にする関係上、悪感情を持たれないように職員たちは義体化をせず、生身のままである。

行確

行動確認の略。攻殻ではない。 

攻殻

「攻殻機動隊」の「攻殻」が何を意味するかは、ファンの間でも議論が分かれているが、作品世界の中ではその意味は限定されている。
コミックの「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」P159に、フチコマのおじいちゃんである「やまとん1号」の記憶箱が出てくる。その名称は「攻撃型装甲外骨殻」という。つまり、これを略したのが「攻殻」であって、攻殻とはすなわちフチコマのことである。そして「攻殻機動隊」とは「フチコマを操る機動隊」を意味している。
「外骨殻」とはアームスーツを表す。フチコマはアームスーツがAIを搭載してロボット化したものであって、基本的に人間の「服」としての役割を果たすものである。これに対し現在の戦車がAI化という進化過程を経たとすると「思考戦車(シンク)」になる。フチコマはあくまでアームスーツの進化型で、「着る」ものであるのに対し、シンクは「乗る」戦車なのである。もっともフチコマタチコマウチコマも、見ていると「着る」という感覚よりは「乗る」と言った方が合っていそうだが。
「やまとん1号」はAI搭載攻撃型装甲外骨殻の初期型。フチコマはその孫、3代目にあたる。

攻殻機動隊 メカニカル解析読本」より

攻殻機動隊

ご存じ、公安9課の通称。詳細は上にある「公安9課」と「攻殻」の項を参照してください。

 英語 the formation of a special Power Suit Assault Force
                  (攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL バイリンガル版 P46より)

ちなみに、「攻性の組織」は
 英語 offensive unit (攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL バイリンガル版 P46より)

攻性防壁

 → 防壁

交通管制システム

この時代にハイウェイを走る電子制御の車両は、都市交通管制システムの制御下に置かれている。この制御のおかげで、ニューポートシティの交通事情は改善され、30年近く交通渋滞が発生していない。ただし、一部の燃焼式エンジンを搭載した車両は、このシステム下より外れているため旧来の監視装置や交通標識などによる二次的な対応が取られている。

(攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers)

501機関

国際派の軍内特殊機関 : サイボーグ部隊の育成と運営を主とする特殊機関。国際駐留軍の分課に属し、海外派兵に参加する事が多く、「国際法に従って」行動する。複数のスペシャル・ユニットを擁しており、軍の構成から半ば独立した防衛庁属轄である。

「攻殻機動隊ARISE」に登場する、草薙素子(階級:三左)が、2027年当時に所属する部隊。

(攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain)

コリオリの法則

地球の自転により、風が受ける影響のことである。普通、狙撃の時に考えるのは風の影響であるが、その風に影響を及ぼす要素もあるわけである。
この言葉は、2ndGIGの第14話「左眼に気をつけろ」で、少佐が当時敵であったサイトーの狙撃の腕前を見て言った言葉の中にある。
超一流のスナイパーは、このような微妙な影響も考えて修整をし、またそれを逆に利用もして狙撃をしてくるのである。だがそのことを、瞬時に気づく少佐もさすがである。


さ行

サイボーグ


これもサイボーグ(Jameson型)
(メディテック社長 イワサキ)

サイボーグとは、Cybernetic Organismの略。
身体の一部、もしくはほとんどすべてを義体(人工臓器)に変えた改造人間のこと。たとえ、全身を人工の器官で義体化していても、もとが人間、つまり脳や中枢神経が残っている場合はサイボーグと呼ばれる。そのため、人間型をしているとは限らない。個人的趣味として、ジェイムスン型のような、箱形の義体もある。
サイボーグは身体が義体化(機械化)されていても、自分が他人とは違い唯一の自分である、と言うことを証明するものとして、ゴーストをオリジナルの身体とともにその体内に宿している。

類似
 → 
アンドロイド
 → 
ガイノイド
 → 
バイオロイド

サイボーグ食

90%のグルテンとアミノ酸ベースのわずかなマイクロマシンが材料の代用食。消化・味覚器官まで義体化していても、義体化以前に経験している食事の味は記憶しているので、脳が求める食欲は存在する。そのために娯楽としてのサイボーグ食も存在する。

自衛軍

「攻殻S」の世界における、日本の軍隊。現在の自衛隊より当然強力になっている。しかし、憲法9条問題は存在しているので、専守防衛が基本原則である。だが、どこまで守られているかは怪しい。ただ、海外での実戦は半島に派遣したPKF以外はない。大きな実戦としては、根室奪還作戦が知られている。

思考爆弾

ある条件にはまった思考が働くと、自殺願望をふくれあがらせて、48時間以内に電脳自殺をしたくなる電脳ウィルス。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 凍える機械 P72・82)

招慰難民(居住区)

大戦後、各国難民救済の意味もあるが、ほんとうは復興のための安価な労働力として招いたアジア系難民の総称。日本全国に300万人が居住している。招いて日本の復興に尽くしてもらったのはいいが、戦後に何も対策を講じなかったため、国民の職を奪い治安を乱す厄介者とされるようになった。
その居住区は全国に5カ所有る。場所は北海道、関東、神戸(新浜)、長崎であり、うち長崎は
出島(九州招慰難民居住区出島キャンプ)、関東は東京(関東招慰難民居住区)である。

少佐

公安9課の実戦部隊のリーダー、草薙素子の通称。本来の階級ではない。戦時中も三佐であった。

スタンド・アローン・コンプレックス(S.A.C.)

ネットワークを通じて、多数の個人の意識が混ざり合うことで、集合体としての巨大な意志を生み出す現象のこと。

聖庶民救済センター

老人介護と職業訓練を提供する福祉施設。しかし裏では、誘拐された子供達をパワーエリートに要請する「洗脳工場」である。

セーフハウス

隠れ家のこと。たいてい一般家屋や商店、オフィスなど、周囲から目立たないように偽装する。
秘密裏に任務を遂行する際の拠点にしたり、敵対者からの追跡を逃れたりするために利用する。

セブロ社

攻殻機動隊に登場する、架空の銃器メーカー。公安9課の武器を製造し、管理・共同開発もする。「攻殻S」の世界ばかりではなく、「アップルシード」などにも登場し、士郎正宗ワールドにはかかせない銃器メーカーである。


た行

大戦

20世紀末から21世紀初頭にかけておこなわれた2度にわたる世界大戦(第3次世界大戦、第4次非核大戦)の総称。特に第4次非核大戦では、義体、多脚戦車、電脳技術などが本格的に使用され、戦場の様相も大きく変わった。
大戦後の日本は、核攻撃により首都東京や新潟などが水没してしまった。現在、首都機能は福岡にある。

拡大します →

タカの眼

衛星リンクシステム。気象衛星や通信衛星など、複数の衛星から得た情報を、狙撃に必要な情報に最適化して、瞬時に視覚投影するシステム。
通常、人間は20万個の視細胞を持っているが、タカの眼のそれは、150万個に視細胞を増幅してあり、約8倍の視力となっている。これは、望遠鏡で物を拡大してみているような感覚ではない。人間の目では、光の影響で遠くの物がぼんやりとしか見えない。だが、タカの眼であれば、それを鮮明に、はっきりと捉えることが出来る。

多脚戦車

複数の脚とキャタピラもしくはタイヤを併用して移動する戦車。1stシリーズの第2話「暴走の証明」で登場した多脚戦車HAW206は、剣菱重工が6年もの期間を掛けて開発した最新型の思考戦車(=シンク)である。シンク(TANK THINKの造語が名称となった)とはAIを搭載した、自律行動型の戦車のことをいう。

タチコマ


タチコマ 1st


タチコマ 2nd GIG

タチコマ 2nd GIG エージェント

公安9課に配備されているアームスーツ。よく「思考戦車」と言われているが、士郎正宗さんのコミック1冊目「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」に出てきたように、祖先をさかのぼるとアームスーツが基本的な設計思想である。 → 攻殻 に詳細有り
その装備は右腕内に62mmチェーンガン、口部内(口と言えるか?)に50mmグレネードランチャー(12.7mmガトリングガンに交換できる)を標準装備している。高度なAIを搭載しているので、本来は操縦者が登場し操作するが、単独行動も可能となっている。誰がどのタチコマに乗っても同じように行動できるよう、個体差が生じないように1ミッション終了のつど並列化を行っているが、「攻殻S」ではその好奇心ゆえに情報を収集し学習(成長)しながら自我を獲得していった。そして人間だけが持つと思われる自己犠牲の心も獲得していた。
2nd GIGでは、ネットにダイブできるよう、エージェント機能が追加された。
動力は、アクチュエータ(油圧や電動モーターにより、エネルギーを並進または回転運動に変換する駆動装置)や人工筋肉、そしてモーターなどで電力により駆動している。外部電源から本体内のバッテリーに充電しており、1回の充電で4〜5時間の作戦行動が可能なようである。

 

フチコマ → コミックの「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」に登場する

ウチコマ → 2nd GIGでタチコマが消滅した後、新たに配備された


     ウチコマ        タチコマエージェントのマックスとムサシ
    後もう1機
(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society)

この「タチコマ」の冒頭で、タチコマはアームスーツである。と記載したが、攻殻機動隊の作品や公式ガイドブック(Production I.G協力で作成された「ビジュアルブック」)の説明にも、タチコマを「9課専用の小型思考戦車」と記載があるように、初代はアームスーツとして開発されたが、改良を加えバージョンアップすることにより、思考戦車に近づいたのではないだろうか。形状にしても他の思考戦車に近いものがあるし。
また逆に、海自や陸自のアームスーツについては、AIによる自動運転が可能である。これはタチコマも同様であり、機能・装備としてはアームスーツも思考戦車も似たものを搭載しており、形状のみ違うだけと考えられる。
アームスーツと思考戦車の境界が曖昧になってきたのではないだろうか。サイボーグとロボットの境界と同じように・・・。

ツァスタバ

ツァスタバ社は、実在するユーゴスラヴィアの銃器メーカー。公安9課の標準的なハンドガンはツァスタバCZ-M100半自動拳銃である。ただし、これは押井監督の「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」の話。

神山監督の「S.A.C. 1st」と「2nd GIG」では、セプロM5である。SSSではM10になっている。

デカトンケイル

ポセイドンインダストリアルが管理するスーパーコンピューターのこと。大量のデータを元に仮想人格を構築しシミュレーションしている。

出島

長崎県にある国内最大の招慰難民居住区の通称。他の居住区と違い、メガフロートで計画的に建設された都市である。ただし、出島大橋で陸からは隔離されており、検問所らしきものも設置されている。
中国との定期便もあり、様々な物資や人員の交流がある。

デッドエンド

電脳の規格が変わる事で、新しい義体への乗り換えが出来なくなってしまう事

電通




Voice onlyモード

電脳を持つ者同士が、ネットワークを利用して行う通信(会話)のこと。電脳通信の略(電脳交信とも言われる)。だが、電脳ネットワークに接続することは、自分のゴーストが他者に干渉される危険も伴う。
電通には有線と無線がある。機密性の高い内容の会話をする場合には、セキュリティ面において優れている、有線方式(ケーブルで互いを直接繋ぐ)を利用する。

画面についても、お互いの映像が確認できるモードと声だけのVoice onlyモードがある。

電脳

脳にマイクロマシンを注入し、首に入出力インターフェースを埋め込むことで直接ネットに繋げ、思考を外部とやりとり出来るようにした脳のこと。技術的に義体よりあとに生まれたので、義体化していても電脳化していない者もいる。しかし2030年の日本では、ほぼ全ての者が電脳化している。余談ながら逆に、トグサのような電脳化していながら、義体化していない者もいる。
電脳化はこの時代、生活する上で必要な措置だが、ゴーストハックされたり、電脳ウィルスに感染したりする危険性もある。
また電脳化に特有な病気として、電脳不適応者というのも多少存在するが、これは克服しつつある。しかし深刻なのは電脳硬化症という不治の病であり、「笑い男事件」で描かれている。

電脳化
脳に直接マイクロマシンを注入することにより、ネットワークへの接続を可能にする技術のこと。施術は点滴でマイクロマシンを体内に注入した後、誘導装置でナノマシンを頭部に誘導し、脳神経の隅々にまでマイクロマシンを充填し、神経ネット端末を張り巡らせることで電脳化は完了する。
義体ほど後のメンテナンスは必要とせず、また施術の身体への負担も小さい。
そのため、日本では親の同意さえあれば、法律で6歳から電脳化が可能である。

電脳硬化症

確率は低いが電脳化を行った者なら誰でも罹患する可能性がある原因不明の病で、2019年にこの初症例が報告された。発症すると電脳化を施した部分が徐々に硬化していき、最終的には脳死に至る。治療法としてはマイクロマシンや村井ワクチン接種により、進行を抑止するしかない。
村井ワクチンを不認可にした、医薬審議会の要職にあった今来栖尚もワクチン接種患者の一人だった。「笑い男」ことアオイと言う青年もそれを匂わせる発言を最終話でしているが、これは自らの「頭が固い」という自嘲的比喩とも受け取れ、真偽は不明である。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

電脳麻薬(電脳ドラッグ)  
電脳麻薬は、電脳内に定着したマイクロマシンに作用し、脳内にある側坐核で、ドーパミンが分泌されやすい状況を作り出すよう促すプログラム。ドーパミンが脳内で伝達異常を起こすと、幻覚やパラノイアなどの症状に加え、発話や運動が制御不能に陥り、強迫神経症になることもある。これは麻薬やコカインなど植物や化学物質を主成分とするドラッグと、同様の効果をもたらす。ネットで簡単に入手できるが、アンチドラッグプログラムを用いれば、側坐にその「ドラッグプログラム」自体を無効化できる。
当初は鎮痛剤用途として、医療分野や戦場で使用されていたが、麻薬効果としての酩酊感や浮遊感に若者たちが飛びついたことで、電脳ウイルスと並ぶ脅威として社会問題化した。


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路 P45・眠り男の棺 P27)
 

電紋

電脳から出力される脳波の形状。電脳の指紋ともいうべきもの。

統合幕僚会議情報本部

荒巻の友人であり、殿田塾時代の同期である久保田が部長を務める自衛軍の情報機関。同じく殿田塾時代の辻崎がかつて部長をしていた、陸自情報部の後身機関。

ドミネーション

多数のコンピュータを同時且つ電子的に攻撃し操作する(あるいは、されている)状況を差す概念。

(攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers)


な行

2501

「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95年)の中で描かれている、「人形使い事件」に登場する不正規プログラムを開発する際のプロジェクト名である。失踪する素子がバトーとの再会を想定して、決めた暗号の数字でもある(ちなみに「イノセンス」中に登場する、バトーが使用する車のパスワードでもある)。

 → 人形使い

(GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊、INNOCENCE)

新浜

神戸の沖合に建設された海上都市で、ニューポートシティとも呼ばれている。大戦で東京が海に沈んだ後、暫定首都として機能していた。公安9課の本部ビルがあり、いくつかの政府機関もある。かつて「笑い男事件」の舞台となり、2nd GIGではジガバチAVが暴走集結したのは、この新浜の難民居住区である。

(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX / 2nd GIG)

日本の奇跡

大日本技研(現在のポセイドンインダストリアル)が開発した放射能除去マイクロマシンの名称。分子工学ロボットプロジェクトにて開発された。第3次核大戦により放射能汚染された各国が、日本が開発したこの除去装置を導入することにより、日本は再び経済大国にのし上がった。かつてゴーダも開発に従事したが、口先だけの関与だったため、その功績はほとんど認められなかった。

人形使い

コード名「プロジェクト2501」。外務省が、外交を有利に運ぶようにするため、情報収集、情報操作、サイバーテロなどの目的のために作ったプログラム。しかしネットの海で、膨大な量の情報を収集しているうちにゴースト(自我)を持った。

英語 Puppeteer (攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL バイリンガル版 P244より)

 → 2501

(GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊)

熱光学迷彩(光学迷彩)



↓攻殻SSSより

犯罪の過激化に伴い、都市ゲリラ戦が激化したために登場した装備。再帰性反射材を使用し、ホログラムで背景を投影してカモフラージュする。つまり背景に同化して、実体は透明化される(赤外線でも感知できない)ため、目視での確認はほぼ不可能になる。ただし物理的に消滅するわけではないので、マーカーやスプレーで実体を特定することは可能である。また、チリや湿気の多いところでは威力を発揮しづらい。9課が追ったハッカーが使用した光学迷彩は旧式(17式)だったため水に濡れて使えなくなっていたが、少佐が使用しているのは最新型のため水に濡れても平気だった。この全天候型2902熱光学迷彩「隠れ蓑(京レ製)」は、2029年度製の改良型で、使用を許可されているのは公安9課をはじめとする特殊部隊(レンジャー4課と公安6課のみ)に限られている。そして、2nd GIG(2-18話)では3003式(京レ製)と呼ばれるものが使用されている。
攻殻SSSでは、3302式(東セラ製)が使用されており、これは「隠れ蓑」とは呼ばれていない。
また公共機関内では特殊部隊であっても、法制度上は使用禁止となっている。

これら熱工学迷彩の型式番号である2902、3003式、3302式の頭2桁は、製作年を意味している。2029年や2033年の下2桁のことである。

英語 [2902] thermaloptical camouflage
 (荒巻部長(コミックでは部長です)のセリフなので「2902」を付けました)
   (攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL バイリンガル版 P8より)

脳殻


全身義体のサイボーグにとって、人間としてのオリジナル部分は脳と脊髄である。その脳を保護しているカバーが脳殻である。その材質も多々あり、素子の脳殻はチタン製である。
メーカーにより若干規格に相違があるが、脳殻は他の義体に載せ替えが出来るように、或る程度の互換性がある。さらに、第1話『公安9課』において「外務大臣は芸者アンドロイドと脳殻を入れ替えて遊ぶ趣味があった」ということから、アンドロイド用とサイボーグ用においても、脳殻には互換性がある。
そのため、人間型をしていない義体(ジェームスン型 
サイボーグ の画像参照)にも脳殻は搭載できる。しかしこれは極めて少数派であり、ほとんどが「人間型」(自分の理想とする容姿?なのだろう)をしている。ここでも「イノセンス」の台詞である、「人間は何故こうまでして自分の似姿を作りたがるのか・・・」が暗に提示されているのではないか。


は行

バイオロイド

クローン技術を使った人造人間。遺伝子は加工さていて、ネガティブな因子は排除されている。血液も人工の物で、白色をしている。2nd GIG中では、9課の鑑識員である、「プロト」がこれに当たる。プロトは、バイオロイドのプロトタイプである。

類似
 → 
アンドロイド
 → ガイノイド

(2nd GIG)

ハダリ


ロクス・ソルス社で製造された愛玩用アンドロイド(ガイノイド)タイプ2052の名称。ハダリの名の由来は、19世紀フランスの小説「未来のイブ」(リラダン著)に登場するアンドロイド「ハダリー」からつけられたと思われる。

(INNOCENCE)

ハブ電脳

本来はネットワークには存在しない概念。孤立した意志を引きつけ、集団を形成する中枢。一種のカリスマ的存在。クゼは電脳を解放し、300万人もの難民と接続。そして思想を共有・啓蒙することにより、逆に300万人もの難民がクゼに常時アクセスするようになり、その中心的存在となった。

(2nd GIG)

半島

朝鮮半島のこと。PKFで日本の自衛軍が派遣された場所で、正確には新義州という北朝鮮特別行政区。クゼはあるジャーナリストの一言で開眼し、「お客気分だったかもしれないな」と言う言葉を残して、撤退の日に姿を消した。

(2nd GIG)

ビッグブラザー

環衛星通信傍受網の愛称。米帝の国家偵察局が誇る通信傍受網で、ネット、無線、電話などあらゆる回線の通信を傍受している。その送られてくる通信データの量は公安9課の設備を使用していても、オペレーターアンドロイドがフリーズし、半径1km以内の端末がダウンするほどである。
ビッグブラザーは、小説「1984年」に登場する名で、盗聴システム「エシュロン」の隠語である。

ひまわりの会

厚生労働省に対して電脳硬化症の特効薬である村井ワクチンと、その接種患者に関する情報の公開を求めているNPO団体。

(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)

フチコマ

士郎正宗さんのコミック版「攻殻機動隊」に出てくるアームスーツ。
ハエトリグモをモチーフとして描かれている。

 → タチコマ

ポイントマン

日本語では「前衛」を意味する。味方のバックアップのもと、最前線で敵と戦う者のこと。
通常バトーの方が適任だろうが、トグサとバトーの射撃技術を考えた場合、義体化し正確な射撃のできるバトーがバックアップ務めたと思われる。
そしてこの場合は、台詞にもあるように狭い階段で、体の大きいバトーの後ろからでは、援護ができない状況だからでもある。

(INNOCENCE)

防壁(攻性防壁・防壁迷路・身替わり防壁)

電脳化しネットワークに直接繋がるようになったため、電脳への不正なアクセスを防ぐための現代で言うファイアウォールのようなもの。ゴーストハックや電脳ウィルスなどを防ぐためのもの。

ゴーストを守るばかりではなく、ハックしてきた者を逆探し、攻撃する防壁を「攻性防壁」という。

またゴーストを守るために、迷路に閉じこめ近づけなくする防壁のことを「防壁迷路」という。

ゴーストハックを受けた時に被攻撃者の身代わりになり、攻撃を受けることによって、被攻撃者を守る防壁のことを「身替わり防壁」という。

防壁迷路

 → 防壁

補助電脳

電脳の動作を助けるための様々なパーツが組み込まれている義体構成器官。

ポセイドンインダストリアル

義体やマイクロマシンを製造する巨大な多国籍業。前身は大日本技研。日本政府との関係は深く、公安9課や自衛軍の各種装備の開発・製造をしている。内庁ではデカトンケイルとの連携を計っている。


ま行

マイクロマシン(MM)

マイクロマシンとは、超小型の機械全般のこと。大きさとしては、mmオーダーからμmのものをいう。
攻殻機動隊では、主に人を直接ネットに繋ぐため、脳に注入され脳細胞と結合するデバイスのことである。
しかし、医療用として電脳硬化症を抑止するためにも使われたり、二酸化炭素除去や「日本の奇蹟」と言われた放射能除去にも、マイクロマシンは使用されている。

マテバ社

実在するイタリアの銃器メーカー。オートマチックリボルバーなど特異な方式のハンドガンなどを開発している。海外では銃器マニアにもほとんど知られていないマイナーなメーカー。
リボルバーにこだわるメーカーで、リボルバー・ライフルなどマニア好みの銃も作る。

身替わり防壁

 → 防壁

村井ワクチン

結核、ガン、エイズなどと並び、21世紀の不治の病とされる架空の病である電脳硬化症に効果があるとされるワクチン。医学博士の村井千歳により結核菌抗体から偶然発見された抗腫瘍抑制剤である。原理はわからなかったが、当時のマイクロマシン療法に比べても有効な治療法であった。
このように電脳硬化症の治療は当時開発途上にあり、マイクロマシン療法が趨勢としては有力視されていたため、その発見を喜ばない者たちの陰謀により国から認可が見送られた。しかし、その効果は確かなものであったため、2021年4月に、特定指定者有償実験薬として認可され(表向きの発表はなく、その後非認可となってしまった)、有名人や権力者たちが秘密裏に接種していた。この事についてはワクチンを不認可にした張本人である今来栖尚名で、「
ひまわりの会」宛に送られた「村井ワクチン接種者リスト」に記載されている。またその本人もワクチンを接種していたことが明らかになっている。

(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)

模擬人格

AIなどの技術を使って人工的に作られた、ゴーストを持たない人格のこと。言うなれば、人間の人格を司る部分をプログラム化したもの。アンドロイドのAIに保存すると、人間的なロボットとなる。


や行

ヤメ検(辞め検)

弁護士に転職した元検察官。検察庁=国家権力に所属していたため、国家に都合のいい弁護活動を行う者もいる。2nd GIG 「第10話 イカレルオトコ TRIAL」に登場したウエダはまさにこの典型であり、検察や大企業と癒着して荒稼ぎしている。


ら行

レンジャー4課

陸自の特殊部隊。隊員全員が特殊な義体眼球を装着しているのが特徴。光学迷彩(9課や6課と同じもの)を装備し、その練度も高い。バトーも、このレンジャー4課の出身。

ロクス・ソルス社


ガイノイド(愛玩用の少女型アンドロイド)の開発と生産で急成長した、極東最大の情報集約型都市“択捉経済特区”に本社を置くロボットメーカー。急速に事業を拡大したことから、政治家や高級官僚、犯罪組織との癒着が囁かれている。今回、暴走を起こしたガイノイドも評価試験用の量産型モデルで、政治家、暴力団組長へモニター用に無料で貸し出しされていた。

(INNOCENCE)

わ行

笑い男事件

2024年1月末、マイクロマシン製造会社のセラノ・ゲノミクス社社長、アーネスト・瀬良野氏誘拐事件に端を発した連続企業脅迫事件。犯人が使用したポップなマークから、「笑い男事件」と呼ばれた。

(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

TOPページへ

 

 

アニメ(まんが)ギャラリー

 

アニメサイト・リンク : 攻殻機動隊 | 精霊の守り人 | 銀河英雄伝説 | のだめカンタービレ | 東のエデン | サマーウォーズ

 

 

 


Goods Contents

 

攻殻機動隊GOODS ページリンク
TOPページ ・・・・ DVD CD BOOK&COMICS
攻殻機動隊FIGURE ・・・・ FIGURE
攻殻機動隊goods2(FIGURE 2) ・・・・
FIGURE 2 玩具フィギュアサイトリンク
攻殻機動隊goods3(Other Goods) ・・・・
PRESS SHEET・PAMPHLET・etc Other Goods

 


 

目次(contents)

 

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 | 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX | 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

INNOCENCE | 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society | 攻殻機動隊ARISE | タチコマな知恵 | 攻殻機動隊名台詞

攻殻機動隊用語解説 | 攻殻機動隊のこだわり部分 | 攻殻機動隊につながる現在の科学などトピックス

公安9課とは | 攻殻機動隊Goods2(Figure) | 攻殻機動隊Goods3(OtherGoods)

ブログ(攻殻な日々)