攻殻機動隊 SOLID BOX

 

この「攻殻機動隊 SOLID BOX」は、士郎正宗氏の人気コミック、「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」と「攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE」の2冊をセット(ただし1.5は含まれません)にし、
その他に
・攻殻機動隊2余剰部品集 (CDケース入り 小冊子フルカラー32ページ)
・攻殻機動隊2ポスター (A2サイズ)
・タコチュークリアファイル (A4サイズ)
・フチコマ可動フィギュア (クリアタイプ)、SPECIAL PAMPHLET
・「その他添え物」としてフチコマフィギュアを、超豪華にセットした製品です。

攻殻機動隊 SOLID BOXの全容

攻殻機動隊 SOLID BOXの収納箱の他に、さらに外箱として「郵送用」の箱があります。これにも「攻殻 SOLID BOX 輸送用段ボールケース」と印字されています。

中にはこれだけ入っており、これが「攻殻機動隊 SOLID BOX」の全容です。

 

「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」と「攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE」

「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」と「攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE」の2冊です。コミック版と比較して、コミックのA6版に対しB5版。そしてハードカバーという、豪華装丁となっています。
士郎正宗氏直筆(? でも、当然そうだろうな)の当BOX購入のお礼と、次回作の抱負(?)が書かれています。

攻殻機動隊2余剰部品集 (CDケース入り 小冊子フルカラー32ページ)

MANMACHINE INTERFACE INACTIVE MODULE
001

小冊子表紙

小冊子CDケース入り

 

000

CDケース台紙表紙

002 003
既知電脳網では高機能なハード、ソフト以外にも人脈、ルート構築や連想能力、サテライトマフィアや中継航空機への強力なコネクション、「ウイルスや身代わりデコイ、攻性防壁、迷路」等の電子戦装備、物理的距離等がパフォーマンスを決める。それらの要素を最高レベルに維持する為、素子は最先端企業集合体ポセイドン・インダストリアルに在籍、中枢に浸透している。
サイボーグの身体能力は、人間と違い「技術の進歩や独創的な新商品」を手に入れる事によって向上する。それらの最先端は企業や大学の開発研究施設にあり、奥地に踏み込む程素子の能力も特殊なものになっていく。市場での評価も勿論重要なのだが、「信頼できる量産品」だけでなく「まだ殆ど誰も知らない要素」も手札として重要である。それらの選別、使い分け能力は購入できる訳ではないので、生来の天才でない限り、学習を重ね自分自身を鍛え磨くしかない。

小冊子 原文のまま


004 005
電脳空間は「そう設定された物」以外、このような視覚や空間感覚を伴わない。電脳サイボーグであっても、我々が映画や小説にのめり込んだ状態同様に、物理的な自分自身を完全に捨て去れる訳ではない。ただ、日常自分自身と認識される長期デバイスと「そうでないデバイス」の垣根は殆ど無く、「海から上がる時」どこまでが「自分」か再確認が必要な点で違いがある。義足や義手等各端末器機と、「海から上がる時」にストンと落ち着く境界「ゴーストライン」には何らかの差が存在している様なのだが、倫理的限界があって詳しい研究はなされていない。素子はこれを、生物脳の遺伝子がニューロチップと脳内マイクロマシンを「異物」扱いしている為に生じる現象なのではないかと論拠無く考えている。というのも素子は「かつて人形使いと呼ばれた人工知的生命体」によってこの境界がかなり曖昧になっているからである。

小冊子 原文のまま


006 007
エンターテイメント業のミレニアム(本来ミレニアかミレニエリかな?)はサイバースペース内でも見せる事を前提とした身体や衣装情報を持っている。その為かデータ的に素子より重く、電脳戦にはあまり向いていない。逆に素子はマンガなので姿があるが本来「干渉があるので存在するのは判っているが、素子が見せない物は見えず、素子が送らないメッセージは聞こえず、幽霊の様な存在」なのである。物理身体が遠く離れた状態なのでまさにゴースト同士の出会いである(若干不平等だが)。

小冊子 原文のまま


008 009
サイバースペースの常駐者にとって、物理身体の維持管理は厄介な問題である。ミレニアムの様な高額所得者にとっては人工知能搭載の完全介護ベッド級装置も可能だが、「点滴並みに退屈な食事」や「動かさない事によって劣化していく身体機能」、「物理的な安全管理」等の問題はある。機械の作動音だけが響く霊安室の様な静寂の中、情報の嵐は噴き乱れ「宇宙の複雑度」を編み上げ続けている。

小冊子 原文のまま


010 011
012 013
014 015
016 017

018 019
03 CIRCUIT WEAPON
の表紙デザイン

020 021
彼女が中にいる時、これは「素子が乗った潜水艦」ではなく、「潜水艦の形をした素子」になる。義体の感覚器機等はスリープする。
船体を這う海水、時折聞こえて来る船舶雑音や海生生物の生活音等の感覚が「動く巨大棺桶」である事をあまり感じさせない要因となっている。船体の赤い特殊塗料だが、水中作業を若干明解にする以外、殆ど無意味である。電磁推進に筋駆動、電脳制御と揃い踏みなので作動雑音は極めて少ない。用心が必要なのは衛星や対潜哨戒機、高高度飛行器機等と、沿岸部等での「同様の怪しい船」との接触事故である。

小冊子 原文のまま


022 023
探査セボットの知覚情報を再構築した、工場とその内部。「現場に触れる等の干渉」ができるのは探査セボットのアームだけだが、触圧等の転送可能な情報は体感可能である。
一般的にリアルタイムと呼ぶ状態ではあるが、実際は「衛星等を経由して来る時間」「セボットが更新していない情報」等の、「人間にとって大差は無いが電脳にとっては大きな時差」が存在する。この時差は、ウイルス戦や優先コードの撃ち合いになった時、致命傷になりかねない。衛星ルートや端末性能は重要な要素なのだ。
本来、再構築された工場の情報空間に素子の姿は無い。一方的に見ているだけで、自分の義体情報を送り込んでいる訳ではないからだ。テレビドラマを見ている観客の姿がドラマ世界には無いのと同じである。ドラマを撮影しているカメラが、ここでは探査セボットにあたる。しかしそれだけではあまりにつまらないので、絵として判り易い様に素子の姿を描き込んだ。

小冊子 原文のまま

 

セボット : センチメートルクラスのロボットの事


024 025

026 027
軽作業用遠隔操作移動器機は作業員が掴まって移動する事もある為「乗り物」に分類される。溶接用のアームを装備している時は「現場で強者」なので注意が必要である。素子(クラリス)も不用意には接近しない。
前方に長く伸びた腕は、機体を固定する為の吸盤である。本来、有線で使用する物でありこの様に独立で動き回る物ではない。パワーや機動性はデコットであるクラリスから見れば全く問題にならないレベルなので、即時制圧も容易だし保安部に任せても良いのだが、そこが素子の素子たる所以である。

小冊子 原文のまま


028 029
030 031

032

小冊子裏表紙

この小冊子は「CDケースを全開にし、写真立て状態にして飾る」というコンセプトで作られたアイテムである。「雑誌連載時に掲載され今回本編からはみ出した絵」や、「宣伝物用改造コマ」等が含まれている。「本編中小さな部品として使用され細部が判り難いモノ」も若干含まれているが、いつかそういった部品だけを集めた薄い本も作ってみようかと密かに思っている。通信ウィンドウやメカの三面図等である。今回のこれは正直言って「何だか良く判らん小冊子」ではあるが、それなりに面白げな出来だとは思う。本編とこの小冊子のどちらを先に見るかで印象が大分異なると思うが、バラして飾るなり何なりと楽しんで頂ければ幸いである。

1999.11.11 士郎正宗

小冊子 原文のまま

02 UNDERWATER の表紙デザイン

 

攻殻機動隊2ポスター (A2サイズ)

A2版の大型サイズです。
「攻殻機動隊2」の主人公である、荒巻素子がモデルですね。

 

タコチュークリアファイル (A4サイズ)、SPECIAL PAMPHLET

この「SPECIAL PAMPHLET」の冒頭には、2ページに渡る長文の士郎正宗氏のコメントが書かれています。

それ以外のページは、「攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE」(コミック)で描かれている絵が8ページに、ちりばめられています。(表紙・裏表紙も含め、全12ページ A4版)

タコチュー
クリアファイル
SPECIAL PAMPHLET
01 PROLOGUE

P20の場面

02 UNDERWATER

03 CIRCUIT WEAPON

P32からの場面

P57からの場面


素子が「ドクター」と呼ぶ、器機(兵器)開発者?
01 PROLOGUE P13〜18 03 CIRCUIT WEAPON

P40の場面

 

 

フチコマ可動フィギュア (クリアタイプ)

中に色々メカがあるといいのだが。
後部ポッド内に、座席がありました。
後部ポットのふたが、2段階で開きます。
まず直角に開き、少し引き出すと全開になります。

 

 

「その他添え物」としてフチコマフィギュア

左上の小さいフチコマが、「SOLID BOX」に付属しているフチコマです。

他のレッド、カーキの2体は「メガハウス 攻殻機動隊 the Ghost in the Shell」シリーズの中の、フチコマフィギュア(他にブラックメタル(ブロンズ)が有ります)。
もう1体の「黒」のフチコマは、このシリーズとは違うようです。

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 草薙素子 ハードディスク」にもフチコマが付属しているので、その比較。この2体は兄弟のようです。大きさやマニピュレーターの形(3本指が独立していなくて、一体になっている)が同じでした。

真ん中の写真。大きな「ハエトリグモ」が小さいのを狙っているような構図になってしまいました。

「SOLID BOX」に付属している、「その他添え物」フチコマと「クリアータイプ フチコマ」。
そして、どこの子か分からない「ブラック フチコマ」。
大きさがこれだけ違います。

 

 

 


 

TOPページへ

 

アニメ(まんが)ギャラリー

 

アニメサイト・リンク : 攻殻機動隊 | 精霊の守り人 | 銀河英雄伝説 | のだめカンタービレ | 東のエデン | サマーウォーズ

 

 

 


Goods Contents

 

攻殻機動隊GOODS ページリンク
TOPページ ・・・・ DVD CD BOOK&COMICS
攻殻機動隊FIGURE ・・・・ FIGURE
攻殻機動隊goods2(FIGURE 2) ・・・・
FIGURE 2 玩具フィギュアサイトリンク
攻殻機動隊goods3(Other Goods) ・・・・
PRESS SHEET・PAMPHLET・etc Other Goods

 


 

 

 

目次(contents)

 

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 | 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX | 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

INNOCENCE  | 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society | タチコマな知恵 | 攻殻機動隊名台詞

攻殻機動隊用語解説 | 攻殻機動隊のこだわり部分 | 攻殻機動隊につながる現在の科学などトピックス

公安9課とは | 攻殻機動隊Goods2(Figure) | 攻殻機動隊Goods3(OtherGoods)

ブログ(攻殻な日々)