第4の攻殻として、「攻殻機動隊ARISE」が起動
2027年、が舞台。1999年に勃発した第4次非核大戦が各地での代理戦争となり、ようやく2024年に終了した。
まだ傷癒えぬニューポートシティで、自走地雷による爆殺と、兵器売買に関与したとされる軍人の殺害事件が起きた。
ここから、この物語は始まる。
これは草薙素子がまだ別の機関に所属していた頃から始まる物語で、攻殻機動隊を創設していくドラマである。バトーやトグサ、イシカワらと敵対したり、協力したりしながら、攻殻機動隊としてまとまっていく、「起動」していく様子を描いている。
劇場版「攻殻機動隊ARISE」シリーズ
劇場版(映画)「攻殻機動隊ARISE」シリーズは、2013年6月より順次上映され、全4話の構成である。
スタッフ
原作 : 士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン : 黄瀬和哉
シリーズ構成 : 冲方丁
音楽 : コーネリアス
アニメーション制作 : Production I.G
製作 : 「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
キャスト
草薙素子 : 坂本真綾
荒巻大輔 : 塾一久
バトー : 松田健一郎
トグサ : 新垣樽助
イシカワ : 檀臣幸
サイトー : 中國卓郎
パズ : 上田燿司
ボーマ : 中井和哉
ロジコマ : 沢城みゆき
TV判攻殻機動隊ARISE「ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」
TVシリーズは、それぞれ前後編に再編集され、さらに映画「攻殻機動隊 新劇場版」に繋がる完全新作エピソード2話を加え、「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE(アライズ オルタナティブ アーキテクチャ)として放送された。放送話数順は、シリーズ構成の冲方丁による初期案に基づいたエピソードの流れで再構成される。
(公式ホームページより)
放送情報
TOKYO MX
4月 5日より、毎週日曜22:30〜
北海道テレビ
4月 7日より、毎週火曜26:50〜
サンテレビ
4月 5日より、毎週日曜26:00〜
仙台放送
4月 8日より、毎週水曜26:42〜
KBS京都
4月 5日より、毎週日曜23:00〜
静岡放送
4月 9日より、毎週木曜25:48〜
テレビ愛知
4月 5日より、毎週日曜26:35〜
BS11
4月14日より、毎週火曜24:30〜
TVQ九州放送
4月 9日より、毎週木曜27:30〜
攻殻機動隊ARISE 新劇場版
新劇場版は、25周年記念「攻殻機動隊ARISE 新劇場版」として、2015年6月20日(土)に公開された。
劇場用作品の攻殻機動隊は、
第1弾 : GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
第2弾 : イノセンス
第3弾 : 攻殻機動隊S.A.C.SOLID STATE SOCIETY 3D
これに続く、第4弾がこの「攻殻機動隊 新劇場版」である。
「草薙素子はなぜ自らの部隊を求め、戦い続けるのか。そして明かされ“攻殻機動隊”の起源と、出生の秘密。」
(公式ホームページより)
スタッフ
原作 : 士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン : 黄瀬和哉
脚本 : 冲方丁
音楽 : コーネリアス
監督 : 野村和也
総作画監督 : 大久保徹
3DCG監督 - 井野元英二
メカニックデザイン : 柳瀬敬之、竹内敦志
特殊効果 : 村上正博
美術監督 : 竹田悠介、益城貴昌
色彩設計 : 広瀬いづみ
撮影監督 : 田中宏侍
編集 : 植松淳一
モーショングラフィック : 荒木宏文
音響監督 : 岩浪美和
アニメーション製作 : Production I.G
製作 : 「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
配給 : 当方映像事業部
キャスト
草薙素子 : 坂本真綾
陸軍「501機関」所属の全身義体のサイボーグ。
0歳児の全身義体で、生身の体を持った記憶が無い。
超ウイザード級のハッカーで、格闘技にも長けた義体使い。
荒巻大輔 : 塾一久
バトー : 松田健一郎
「眠らない眼」という義眼を持つ陸軍空挺特科第一出身の元特殊部隊の大男。
トグサ : 新垣樽助
新浜県警の刑事部の特捜刑事。
イシカワ : 咲野俊介
サイトー : 中國卓郎
パズ : 上田燿司
ボーマ : 中井和哉
ロジコマ : 沢城みゆき
ロジコマ(Logicoma)は、正式名称・自動追走型兵站システム、ロジスティックス・コンベイヤー・マシン(Logistics Conveyer Machine)。型番はLCM22(2022年に製造されたから?)。
2022年に製造され、後部にあるコンテナに武器などを収納する、歩兵兵站用輸送支援車両である。
熱工学迷彩も装備している。公安9課には試験配備であり、搭乗スペースもないので乗る時はしがみつくしかない。
このタイプはまだ、指揮官を識別して自立支援する程度の人工知能しか持ち合わせてはいない。並列同期して学習している。ロジコマには装甲が装備され、ある程度の銃撃は防ぐ事ができる。
映像では、4本の足に取り付けられている装甲板の中に隠れて、銃撃をしのいでいた。
クルツ : 浅野まゆみ
ツムギ : 野島健児
新キャラクター
クリス : 潘めぐみ
ある養護施設にいた少女。
ロバート・リー : 麦人
東亜連合経済体・極東通商部代表を務める、内外において悪名の誉れ高い男。
藤本 修 : NAOTO(EXILE、三代目J Soul Brothers)[2]
内閣総理大臣・藤本彰(声 - 近藤浩徳)の補佐官であり、彼の実の息子(長男)。
STORY
2029年3月、総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件が発生した。被害者の中には、草薙素子のかつての上司、501機関のクルツもいた。
バトーやトグサたち寄せ集めメンバーと捜査を開始する草薙。「お前達は私のパーツだ。パフォーマンスを発揮出来ないヤツはパージする」と言い放つ草薙に、「俺たちはパーツか?」と反発するメンバー。
事件の背後にあったのは、戦後の義体開発の行く末を左右する技術的障害「デッドエンド」をめぐる政治的取引。さらに、「洗脳・ゴーストへの侵入・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス「ファイア・スターター」の存在も見え隠れする。そして、事件を捜査する中で掴んだ手がかりは、草薙の秘められた生いたちにも繋がっていたのだった・・・・・・。
暗躍する謎のサイボーグ。総理大臣暗殺の真相「第三世界」の存在。その先に待ち構える罠。たった一人でおのれの「戦場」に向かう草薙は、後に残すメンバーに最後の「命令」を告げる。「自分のゴースト(魂)に従え」。
残された6人が己のゴーストに従う時、はぐれ者の寄せ集め集団は最高のパフォーマンスを発揮するチームへと変化する。
「攻殻機動隊」誕生の瞬間に、世界は震撼する。
(映画チラシより)