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攻殻機動隊の世界との出会い

じつは、レンタルDVDでイノセンスを観たのが攻殻機動隊に接した最初です。それまで「攻殻機動隊」の存在を知りませんでした。
 映画「イノセンス (Innocence)」は、封切り前から気になっていました。それというのも、スタジオ・ジブリの鈴木プロデューサーの手で、宣伝が大々的に行われていたため、私も良く目にしていたからです。
 攻殻ファンの方からは、おしかりを受けるかも知れません。しかし、日本ではあまり知られておらず(自分も知りませんでしたし)最初に注目したのはアメリカで、日本の映画では初めてビルボードでセルビデオ・チャートの全米No.1位を記録しました。まさに快挙です。
 「イノセンス」から始まり、それからは「Ghost in the Shell」「SAC 1stシリーズ」などを経て、DVDはほぼ全て(マニアックなものを除いて)見たと思います。その結果、映像のクオリティーの高さ、内容の深さに魅了され、まだ「攻殻機動隊」というものを知らない方達にも広く知らせたいと思い、前々からホームページ作成を考えておりました。
 しかし、見たのはDVDのみで原作の漫画本やその他書籍、またDVDも「イノセンスの情景」などはどの店でも見つけることができなかったため、データに限りがあり今までは控えていました。
 多少時間が取れるようになり探した結果、ネットで購入することができ、全てのものを見た訳ではありませんが、だいぶ資料が集まったので最近作り始めました。
 でも非常に難解な内容の本もありました。全てを理解するのは大変ですし、また作者が意図しない解釈をするかも知れませんが、自分で感じたことを正直に書いていきたいと思います。
 手持ちの資料が限られるため、いろいろなホームページをサーフィンし、興味深い内容に出会うと資料として保存しそれをまとめているため、ネタがわかってしまう部分もありますが、ご了承ください。

 


 

 

 

 

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皆さ〜ん、よく来てくださいました!!。

君は、      人目の9課メンバーだよ。

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色々飛べるよ!。

 

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特報

「攻殻機動隊」新作アニメ制作が決定

 

 

 

「Production I.G.」が7日に「攻殻機動隊」」の新作アニメーションの制作が決定したことを発表しました。監督は、「攻殻機動隊 STANDALONE COMPLEX」シリーズを監督した、神山健治氏と、「アップルシード」や「アップルシード アルファ」を監督した、荒牧伸志氏の「士郎正宗さん作品」コンビ。
タイトルなどは、まだ決まってないそうです。

 

またまた、楽しみが増えました。公開が楽しみです。

 

 

通知ページのURL
  https://www.production-ig.co.jp/hotnews/2017/040701.html
 (Production I.G.ホームページ)

 

  http://www.oricon.co.jp/news/2088806/full/

 

  http://eiga.com/news/20170410/1/

 

 

 

ジェイムスン社長のご先祖様を発見

 

 

ジェイムスン社長は皆さんご存知のように、四角い形の義体です。そしてその義体名も、「ジェイムスン型」と言われています。
ですが遥か遡ること、約87年前の1931年にニール・ロナルド・ジョーンズにより書かれ、アメージング・ストーリーズに掲載された"The Jameson Satellite"(日本語題「機械人21MM-392誕生! ジェイムスン衛星顛末記」)がオリジナルと考えられます。
日本語訳は1972年で、この時の著書名が「ジェイムスン教授シリーズ」です。ボディーも四角い箱で、しかも人間の脳が入れられた機械化人(サイボーグ)です。これはまさしく「ジェイムスン社長の原型」と言えると思います。きっと士郎 正宗氏も子供の頃にこの本を読んで感化され、そのオマージュとして攻殻機動隊コミックに「社長」へ変えて登場させたのでしょう。

 

 

時代背景

西暦2029年。
  「企業のネットが星を被い、
  電子や光が駆け巡っても
  国家や民族が消えてなくなる程
  情報化されていない近未来―――」
 この物語の舞台は西暦2029年、企業の経済活動の国際化が今よりさらに進み、それに応じて企業の通信ネットワークが国境を越え、地球のすみずみにまで張り巡らされるようになった結果、国家以上に豊富な情報を持つようになった企業の力が国の政治さえも決定するようになった時代、まさに企業国家の時代である。
 その中でもアジアの片隅にあるこの国家は、いち早く企業活動の国際化とハイテク技術の先鋭化を押し進め、その結果、世界でも有数の企業国家となっていた。
 そんな中、人間もキーボードなどの端末を使わず電脳を介して直接ネットに接続し、そこから直接情報を交換でき、また外部電脳にある膨大な情報にアクセスできるようになっていた。そして多くの人々が体の様々な部分をも機械化(義体化)し、“サイボーグ”として社会に浸透していた。
また、AIを搭載した完全な機械である“アンドロイド”も存在しており、人間と機械が混在して生活や経済活動を営む社会である。
 そのように高度に機械化、情報化された社会の中、同時に特殊化した犯罪や諜報戦に対処するために組織されたのが、内務省直属の特殊部隊である公安9課、通称“攻殻機動隊”である。

年表

1996年
米ソ冷戦状態が極限に達し、第3次世界大戦が勃発。大量の核兵器により勝敗は一瞬で決する。
その後、ほぼすべての核兵器は廃絶された。

 

1999年
全世界のパワーバランスが崩れたことにより、第4次世界大戦(非核大戦)が勃発した。
以降、2024年の終戦まで各地で代理戦争が行われた。
核に汚染された地域に対し、日本の開発した放射能粉塵除去ができる分子工学ロボットが使用された。「日本の奇跡」と呼ばれている。
日本はこの技術の特需により、奇跡的な復興を遂げた。

 

2015年
記憶の機構が解明され、記憶を記録情報とする術を人間は手に入れた。
ネットに漂う膨大な量の情報を外部記憶として利用するのに、最も効率の良い手段として、ネットと脳を直接繋ぐことに成功した。

 

2019年
電脳化が一般的になり始めた。しかし、ある原因不明の電脳障害が起こり、医学界で話題となった。電脳化を施した部位が、硬化を起こし最終的には脳死にまでいたる。後に電脳硬化症と呼ばれる症例が報告されるようになった。

 

2020年
米帝が麻薬撲滅を口実に国連をそそのかし、内乱中のメキシコに国連軍を送る。そして少佐は、メキシコの傭兵だったサイトーと相対し、勝利し部下とする。(攻殻SAC 2ndGIG 第14話)

 

2021年4月
電脳硬化症に効果を発揮する「村井ワクチン」が特定指定者有償実験薬として認可された(しかし一般的には発表されていない)。しかしその後、薬事審議会により非認可となった。(攻殻SAC 第20話)

 

2024年1月末
マイクロマシンで急成長したセラノ・ゲノミクス社社長、アーネスト・瀬良野氏が出勤のため、自宅を出たまま3日間、行方不明となる事件が起きた。(攻殻SAC 第5話)
この年、第4次世界大戦は終結した。

 

2027年
日本政府は電脳立国を宣言。人と電脳との関わりを国家として公的に容認した。

 

    6月
ニューポートシティで自走地雷を使った爆殺事件と、兵器売買における収賄容疑のかかった軍人とそれと接触した娼婦の銃殺事件があった。殺された軍人、マムロは501機関の長で、草薙素子の恩人である。そのため素子は、その嫌疑を晴らすべく動き出した。(ARISE border:1 Ghost Pain)

 

    8月
事件解決後、501機関から独立しフリーのコンサルタントとしての活動を始めた素子に、公安9課から仕事が舞い込む。それは、何者かによるロジコマへのハッキング解明であった。(ARISE border:2 Ghost Whispers)

 

2028年7月
鶴岡首相が、国連全権大使と秘密会談中、テロリストの仕掛けた爆弾により爆死する。(BURNING CITY 灼熱の都市 P73)

 

    10月
爆弾テロ発生。テロリスト達に、かつて草薙が名乗ったスクラサスのシンボルタトゥーが刻まれていた。(ARISE border:3 Ghost Tears)

 

    12月
全体未聞の同時ゴーストハックが発生。電脳ウイルス「ファイア・スターター」が原因。(ARISE border:4 Ghost Stands Alone)

 

2029年1月
公安9課・攻殻機動隊創設(半年前の首相暗殺事件のあと、カウンターテロの必要性を日本政府が痛感)。(BURNING CITY 灼熱の都市 P74)

 

2030年
「笑い男事件」担当刑事 山口が謎の交通事故死をした。
インターセプター不正使用疑惑で警視総監が記者会見を行った。その会場に笑い男が出現し、総監の暗殺を予告した。(攻殻SAC 第4話)

 

「笑い男事件」最重要参考人であるナナオが放った遅効性ウイルスにより、警視総監襲撃が行われるが、未遂で終わった。しかしウイルスに由来しない騒動も勃発した。
ウイルスを放ったナナオが殺された。(攻殻SAC 第6話)

 

少佐が笑い男専用チャットルームに潜入した。(攻殻SAC 第9話)

 

トグサが、授産施設で笑い男らしい男と遭遇した。(攻殻SAC 第11話)

 

トグサは、厚生労働省で「村井ワクチン」と、「ひまわりの会」の存在を知った。(攻殻SAC 第20話)

 

事件の参考人で、元薬事審議会理事長の今来栖を巡り、9課と強行介入班の戦闘が起こった。(攻殻SAC 第21話)

 

厚生労働省新見局長が逮捕されるが、その後電脳自殺をした。(攻殻SAC 第22話)

 

セラノ・ゲノミクス社社長、アーネスト・瀬良野氏が同じ手口で誘拐された。(攻殻SAC 第23話)

 

公安9課の本部ビルに、海自の部隊が突入した。9課員が続々拘束された。(攻殻SAC 第24話)

 

「笑い男事件」の黒幕、与党幹事長の薬島が逮捕された。
9課が復活。国立図書博物館で少佐と荒巻が、笑い男・アオイと会った。(攻殻SAC 第26話)

 

2031年
一連の「笑い男事件」により、政界スキャンダルが表面化した。そのため政府は解散総選挙に追い込まれ、茅葺政権が誕生した(唯一内務大臣のみが再選され続投する)。

 

「個別の11人」と名乗るテロ集団が、中国大使館を人質を取って占拠した。茅葺首相は事件解決のため、公安9課の無期限待機命令を解除した。(攻殻SAC 2ndGIG 第1話)

 

陸自の演習中にヘリコプター・パイロットが死亡しジガバチAVが暴走。事件解決に公安9課が派遣されるが、内閣情報庁のゴーダが出現し、指揮権を奪われてしまった。事件自体は無事解決。(攻殻SAC 2ndGIG 第4話)

 

難民居住区を視察した萱葺総理に暗殺予告の脅迫状が届く。警護する9課の前にクゼが現れる。暗殺は阻止したが、逃亡されてしまう。(攻殻SAC 2ndGIG 第5話)

 

トグサは新宿の地下深くにある、原発後で陸自アームスーツにおそわれる。(攻殻SAC 2ndGIG 第6話)

 

トグサが新宿地下の原発で発見したプルトニウムが回収され、ゴーダがその輸送計画を立てた。しかし、9課は囮として利用された。(攻殻SAC 2ndGIG 第7話)

 

「個別の11人」について調べていた9課だったが、内閣情報庁に偽の情報をつかまされてしまった。(攻殻SAC 2ndGIG 第8話)

 

少佐が巨大端末 デカトンケイルにハッキングし、ゴーダの目的を探った。(攻殻SAC 2ndGIG 第9話)

 

少佐は新人の訓練中に偶然入り込んだ「牢記物店」で、かつて少女時代に使用していた自分の義体と、初恋の少年の義体に出会った。(攻殻SAC 2ndGIG 第11話)

 

「個別の11人」が九州電波塔屋上において、集団自決する。同じウイルスに発症していたはずのクゼだけが、生き残った。(攻殻SAC 2ndGIG 第12話)

 

2032年11月
「天使の羽根」と呼ばれる大物テロリストを、ドイツのベルリンにてバトーが逮捕。(攻殻SAC 2ndGIG 第18話)

 

択捉においてクゼはプルトニウム取引をおこなう。しかし取引の途中、陸自アームスーツの急襲を受ける。そこに参戦したバトーに追いつめられ、プルトニウムを難民に託す。バトーとクゼの対決が始まる。(攻殻SAC 2ndGIG 第20話)

 

バトーはクゼに足を折られ肩に鉄柱を突き刺され、対決に敗れる。逃げたクゼを追う矢先、難民の青年によりティルトローターを爆破され失う。巻き込まれたイシカワも重傷を負う。(攻殻SAC 2ndGIG 第21話)

 

九州電波塔で、テロリストが仕掛けたと思われる核爆弾が発見される。9課は証拠確保のため、これを奪取する。その間、屋上でバトーはゴーダに宣戦布告する。(攻殻SAC 2ndGIG 第22話)

 

事態収拾を願う茅葺首相、出島への核査察団派遣を国連に要請。
平行して9課メンバーは、回収したプルトニウムの半分を持ち出島に潜入する。
出島では、クゼが荒巻の実兄に会う。
軍のジャミングにより、クゼから切り離された難民が発砲した1発の銃弾が皮切りに、軍が進軍した。それを阻止すべく、難民たちの手により橋が落とされ出島は孤立する。(攻殻SAC 2ndGIG 第23話)

 

緊急時に首相が独断で国連核査察団派遣を依頼したことが、国家反逆罪に該当すると言うことで、高倉官房長官により茅葺首相が軟禁される。
9課隊員と通信途絶したタチコマが、出島周辺にマイクロマシン散布船や米帝の原潜を発見し、出島への核攻撃を察知する。(攻殻SAC 2ndGIG 第24話)

 

少佐と離ればなれになったバトーらは、追跡してきたレンジャー4課を説得し、サイトーらにプルトニウムを託し軍に投降させる。バトーは少佐の救出に向かう。
海自の攻撃を受け瓦礫の下にクゼと共に閉じこめられた少佐は、クゼが行おうとしている革命の真意を聞き同調する。
荒巻とトグサは軟禁中の茅葺首相を救出し、核攻撃阻止に尽力する。(攻殻SAC 2ndGIG 第25話)

 

300万人の難民を救うため、ゴーストを避難させるべくネット内に可処分領域を確保していたタチコマたちは、少佐のこの命令を無視し、独自の行動を起こす。
発射された核ミサイルに、自分たちのAIが乗っている衛星を墜落・衝突させ、攻撃を阻止した。
茅葺首相は原潜を威嚇するために、空自戦闘機の出撃命令を下し、日本が国連協調路線を進むという意思を表明する。
自首し延命を図ろうとするゴーダを、少佐が射殺。
クゼはCIAにより、暗殺される。「先に行くぞ・・・」という言葉を残して。(攻殻SAC 2ndGIG 第26話)

 

2033年春 桜の頃
少佐、失踪。(攻殻SAC 2ndGIG 第26話)

 

2034年
テロリストによる空港人質立て篭もり事件から、「傀儡廻事件」へと発展していく。
シアク共和国残党によるテロ計画が判明
20,000名以上の行方不明児の存在が判明する。
殺人ウイルス入りMM事件発生。

 

 


 

 

 は、「笑い男事件」に関する時代背景の補足です。

 

 

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